全国に1,800店以上の店舗を構える大手100円均一ショップ「Seria」。
日用品や生活雑貨、DIY用品からおしゃれな小物まで幅広いアイテムを取り揃えており、安く実用的で、かつお洒落なアイテムを手に入れることが出来る、一般庶民の大きな味方となっています。
そんなSeriaの商品ですが、中には残念ながら不良品があったり、求めていた物と違うということで「返品したい」ということもあるでしょう。そんな時、購入店舗以外でも返品対応に応じて頂くことは可能なのでしょうか。
Seriaの購入店舗以外(他店)での返品対応について

購入した店舗以外の返品対応は?
先に結論を申し上げますと、Seriaでは購入店舗以外でも返品・交換対応が可能です。
公式HPでも対応可能という旨の記載があります。ただし、条件によっては購入店舗以外での返品・交換対応は不可という場合もあります。
また、場合によってはそもそも返品対応自体応じられないということもありますので、条件を確認してから依頼をしましょう。
返品をする場合の条件って?
Seriaが購入商品の返品・交換対応をしてくれるということは分かりましたが、もちろん無条件で対応してくれるというわけではありません。
当たり前ですが、企業が利益を出すために商品を販売しているのですから、どんな場合でも対応するというわけにはいきませんよね。
「商品に問題があるのか」「購入者の都合なのか」によって、条件は変わります。
購入店舗外での返品可能な例

商品自体に問題がある場合
商品自体に問題がある(いわゆる不良品)ことによる交換の場合は、無条件で交換・返品に応じてくれます。購入店舗以外でも可能ですし、この場合はレシートも不要です。
商品不良は当然、店舗側の問題であり、購入者の都合ではありません。ですので既に開封している商品であっても問合せをすれば対応してくれますし、全国各地の他店でも対応してもらえます。
例えば「旅行前にアイマスクを買ったが、道中で不良に気付いたので旅先で返品してもらう」といったことも可能です。
ここでいう不良とは例えば
「おもちゃの部品が一部取れていて作動しない」
「収納ボックスを購入したが、留め具が割れており使えない」
などといったものも含まれます。
あくまで店舗で販売されていた商品を購入した時点で既に不良が発生していたということが重要であり、購入者には非はないというのがポイントです。
ただし購入から時間が経過している場合、使用したことによって破損したのでは?と疑われてしまう可能性も否定できませんので、できれば購入した商品に不良がないか早めにチェックした方が良いかも知れません。
購入者都合で返品してもらう場合
不良があった場合は無条件で返品対応してもらえるのに対し、購入者都合の場合は条件を満たす必要があります。
まずここでいう購入者の都合とは、例えば
「両面テープを買ったが、対応する素材が違っているので貼れなかった」
「アクセサリーを買ったが、よくよく見ると思っていた色味と違っていた」
などです。
こういったケースは商品自体の状態に非があるわけではなく、購入者自身が事前に吟味をしていれば確認することができます。購入者の都合で返品・交換対応を求めるわけですから、当然ある程度の条件を満たすことが必要となるわけです。
購入者都合で返品する場合の条件は?
主な条件は下記3つです。
- レシートを持参すること
- 期限を過ぎていないこと
- 未開封であること
Seriaでは購入した商品を交換してもらえる期限というのが定められており、購入から1カ月です。また、購入者都合の場合は他店での返品対応はできません。
そのため購入時期、店舗の情報が分かるレシートが必要となります。
商品が未開封であることも重要です。開封済の商品に関しては、商品不良の場合を除き、交換期間内であっても応じることが出来ません。
また、未開封商品でも例外があり、食品と飲料品は未開封であっても返品対応は不可となりますので注意が必要です。
これに関してはSeriaを問わず、該当商品を販売しているお店ではよくあるパターンですね。
実際に返品・交換をしてもらう場合は、まずレシートを確認して条件を満たしているか確かめてから、商品とレシート持ち込んで店員さんに渡しましょう。
まとめ
Seriaで購入した商品は、返品・交換対応に応じてくれます。
ただし無条件ではなく、商品の状態や理由によっては返品・交換の条件を満たす必要があるということが分かりました。
100均商品は気軽に手に取れるというところが最大のメリットであり、お試しで購入するという場合もよくあると思いますので「買ってみたがサイズが違った」「思っていたイメージと違った」といったことは珍しいことではないかも知れません。
ただし購入者側も店舗側も返品・交換対応には手間がかかってしまいますので、できれば事前にしっかり吟味した上で必要な商品を購入する方が望ましいですね。
