100円ショップとして全国に展開するダイソーですが、中でもセブンイレブン内に出店しているダイソーは、限られたスペースの中でどのような商品を取り扱っているのでしょうか?
本記事では、セブンイレブン内に展開するダイソーの特徴、拡大時期、品揃え状況について解説していきます。
ダイソーがセブンイレブン内に出店している理由とは?
ダイソーがセブンイレブン内に出店している背景には、双方にとってメリットがあるということが挙げられます。その詳細を考察してみました。
セブンイレブン側のメリット
セブンイレブンは、店舗内のレイアウトや商品の選定など、顧客ニーズに合わせた最適な販売スペースの確保に努めています。
しかし、どうしても商品のラインナップが充実しない場合があります。そこで、ダイソーの出店によって、商品バリエーションを豊富にすることができるのです。
また、セブンイレブンは24時間営業が多く、深夜における販売も可能です。提供できる商品の種類を増やすことにより、顧客ニーズに合わせた最適な商品の提供が可能となります。
どうしても日用雑貨など高いイメージがあるコンビニですが、ダイソー商品というコスパのよい商品を取り揃えることにより、ダイソーまで足を運ばずともコンビニで済ませる、つまりは集客力のアップにつながります。
ダイソー側のメリット
一方、ダイソーにとっても、セブンイレブン内に出店することにメリットがあります。
まず、セブンイレブンは全国に展開しているため、ダイソーが新たな出店先を開拓するよりも、店舗数を増やすことが比較的容易であるという点が挙げられます。
また、セブンイレブンの顧客層は幅広く、ビジネスマンや主婦など多くの人々が利用しています。そのため、ダイソーの商品が幅広い層に知られることが期待できるため、新規顧客の獲得にもつながります。
スペースの限られたセブンイレブン店舗内での展開

セブンイレブン店舗内にダイソーが出店する際にはスペースの制限があります。そのため、ダイソーは限られたスペースの中で、どのように商品を展開しているのでしょうか。
以下、その特徴について見ていきましょう。
プチプラ商品を中心にコンパクトに展開
ダイソーがセブンイレブン店舗内で取り扱っている商品は、主にプチプラ商品が中心となっています。
価格帯はダイソーと同じく110円(税込み)の物が多く、毎日の生活に必要な日用品やキッチン用品などの商品がコンパクトにラインナップされています。
見やすく選びやすいレイアウト
セブンイレブン店舗内でダイソーが展開する際には、顧客が商品を見やすく選びやすいレイアウトが重視されています。
ショッピングバッグなどの販促物も充実
ショッピングバッグやエコバッグなどの販促物も充実しています。これにより、顧客は商品を購入する際に必要なアイテムを手軽に購入することができます。
いつから展開してる?
ダイソーがセブンイレブン店舗内で展開を始めたのは、2021年からです。当初は全国に200店舗ほどで試験的に展開をスタートし、その後順次拡大していきました。
2021年1月、コロナ禍の中、1つの店舗でなるべく買物を済ませたいという「ワンストップショッピング」のニーズの高まりをうけ、現在では、全国的に約1万店舗のセブンイレブン店舗内でダイソーが展開されています。
また、ダイソーがセブンイレブン店舗内で展開する際には、店舗のスペースに合わせて商品の品揃えが調整されています。
さらにダイソーの展開により、セブンイレブン店舗内でのお買い物がより便利になりました。顧客は、セブンイレブン店舗内で買い物をしながら、必要な日用品などのダイソー商品をを手軽に購入することができるようになっています。
まとめ
ダイソーがセブンイレブンの店舗内に展開され、より多くの人にとって100円ショップが身近になりました。
セブンイレブンの店舗内では限られたスペースでも見やすく選びやすいレイアウトにされています。
現在では全国のセブンイレブン店舗内にダイソーが出店しています。
商品の品揃えはセブンイレブンの規模や地域性に合わせて調整されていますが、基本的にはダイソーの一般的な店舗と同じ価格帯で幅広い商品が揃っています。
ぜひ、お近くのセブンイレブンのダイソーコーナーを覗いてみてはいかがでしょうか。
