ダイソーのロゴマークがいつの間にか新しくなっているのに気づいていなかった人もいるでしょう。昔のロゴマークから新ロゴマークになって、ダイソーは何が変わったのかが気になっている人もいるかもしれません。
ここではダイソーの新ロゴマークになった意味と経緯について詳細を説明します。ダイソーが新ロゴマークにした背景や、新ロゴマークに込められている想いもわかりやすく紹介するので、ロゴマーク変更の意味を詳しく理解しましょう。
2019年3月にダイソーは新ロゴマークに変更

ダイソーは2019年3月にピンクを基調とする独特の新ロゴマークに変更しました。日本だけでなくアメリカやアジアなどの各国に店舗を増やしているダイソーではグローバル展開を目指す取り組みの一環として、ロゴマークによるブランディングが重要と考えています。
ダイソーを経営している大創産業は1972年に創業して1977年に法人化し、1987年に100円ショップの「ザ・ダイソー」を各地に店舗を展開しました。
新ロゴマークに変更したのは大創産業の代表取締役社長として矢野靖二氏が就任したからです。社長になってから1年のタイミングでブランドロゴを変更し、新しいブランド方針を明確にしました。新ロゴマークは2019年4月12日にオープンした梅田OPA店で全面デザインし、他店でも適宜新規デザインにリニューアルしています。
新ロゴマークの意味は?

ダイソーの新ロゴマークはピンク色を基調として「DAISO」と「ダイソー」を組み合わせて書くシンプルな仕上がりです。ただ、よく見てみると「A」の横棒がなくて上向きの矢印になっていて、繊細なこだわりが反映されたロゴマークになっています。
ダイソーでは「A」のデザインを通して、人々の生活をアップデートして豊かにしていきたいという想いを込めています。
ダイソーの新ロゴマークには「DAISO」や「ダイソー」を含まず、上向きの矢印が3つ重なっただけのロゴマークもあります。上を目指して商品品質をアップデートしていき、ユーザーの生活を豊かなものにしていきたいという決意が示されています。
昔のダイソーのロゴマークはどうだった?
ダイソーが新ロゴマークに変わったと思ったのは、今回だけではないかもしれません。実はダイソーは100円ショップとして店舗展開を始めてからロゴマークを変更しました。
もともとは「ザ・ダイソー」あるいは「The ダイソー」という文字で、赤、緑、橙、青の文字を使用している独特なロゴマークを使っていました。その後、ピンクと白を基調とする「DAISO」と「ダイソー」という文字のシンプルなロゴマークに変更されています。
新ロゴマークは変更後のロゴマークに想いを込めてマイナーチェンジをしたものです。
ダイソーの新ロゴマークに込められている想い
ダイソーの新ロゴマークは新社長の想いが込められたデザインになっています。
ダイソーは新ロゴマークに変更するのと同じタイミングで、新しいコーポレートスローガンとして「だんぜん!ダイソー」を掲げました。消費者がダイソーの商品を手に取ったときに、想定していなかったくらいの驚きや楽しさを提供したいという想いを込めてスローガンを定めています。
ダイソーは商品開発に積極的に取り組んでオリジナル商品を提供している100円ショップです。店舗設計にもこだわって、消費者が喜んで選んでくれる100円ショップを目指しています。このような経理理念を「DAISO」の「A」に込めて作り上げられたのが新ロゴマークです。
まとめ
ダイソーでは新しい代表取締役社長が就任したことを受けて、今後の100円ショップとしてのサービス展開についての想いを込めた新ロゴマークに変更しました。
グローバルに事業を進める企業として、消費者から「だんぜん!ダイソー」と選ばれる商品開発とサービス展開を目指して、上向きの矢印に想いを込めて新ロゴマークに切り替えています。マイナーチェンジではあるものの、ダイソーの今後の戦略を如実に表している新ロゴマークです。